2007年8月23日 (木)

ゲド戦記

ゲド戦記

人は誰でも光と影の感情を持つ。

そしてその均衡が時としてどちらかに傾く時不安におちいる。

それは誰にも訪れるもの。

不安になり光が影を追い出してしまい身体の中には影だけが残り、光は影となって身体を追っていく。

人は死を認めるとき精一杯に生を生きようとする。

不死を求めるのは命を大事にしないのと同じこと。

奥深い内容の映画ですねぇ。

ちょっと堅苦しい内容ですが綺麗な絵で見入ってしまいます。

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2007年5月24日 (木)

博士の愛した数式

博士の愛した数式

物語は数学の時間から始まる。

数学の教師がどうして√(ルート)と呼ばれるようになったか、また博士と過ごした時間を数学の授業の中で話しながら進んでいく。

事故により80分しか記憶が持たない博士のところに家政婦として働くようになった√の母。

毎日ドアを開けるたびに「新しい家政婦です」と挨拶し、博士の「君の靴のサイズは?」という会話から始まる。

そのうちに家政婦に10歳の息子が居る事がわかり、母親が他人の夕飯を作っている間に(それも自分の)子供が一人淋しくしているのはいけない!!ということで√は学校が終わると博士の家に帰ってきて母親の仕事が終わると一緒に帰るという生活になる。

記憶が続かない博士が人と話すきっかけが数学。

数学・数字・数式etc.その中には数え切れないほどの深い愛情が感じられる。博士と√と母 3人がそれぞれ相手を思いやる気持ちがほのぼのとさせてくれる。

√の数学の授業も「今日の授業は数学の授業じゃないからノートをとる必要はないです」といって始まりましたが、中々どうして、ちゃんと数学の授業になっていた気がする。ただ問題を解くというような授業ではないが数学を好きになる一つのきっかけがつかめそうな授業だったような気がするのは私だけでしょうか?

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2007年4月22日 (日)

海猿

LIMIT OF LOVE 海猿 プレミアム・エディション

感動的でした。

手に汗握るシーンが多々ありというか、ずっと手に汗握っていました。

環菜が自分で作ったウエディングドレスを着たときの大輔の顔、あまりの美しさのせいで言葉をなくしたのかと思いきや自分が環菜を守ることができるかどうかが不安で迷っていたなんて・・・・結婚を控えた女性が不安になるのはよく分かるのですが男性でもこういうことがあるんですね。

その後の船の座礁事故で環菜が船に乗っていたのを見つけた大輔。早くこの船を下りないと沈没してしまう、その思いを隠しながら早く環菜を船から降ろしたいと願う大輔の思いがひしひしと感じられた。

救助対策本部との連絡が途絶え、どうして大輔しか無線を持っていないの?!もっと無線は頑丈にできてないとダメじゃん!!などと思いながらそれでも希望を失わない大輔。もうダメか・・・と思いかけたとき環菜のウエディングドレス姿が目に浮かぶ。そして仲間の置いて行ったボンベを見つける。

どんな過酷な状況でも決して諦めるな!!という言葉も思い出し再び立ち上がる。

あ~なのにまたここで立ちふさがる。爆発により吉岡が金網に塞がれ動けなくなってしまう。俺はお前のバディだ。必ず助けに来るという言葉を残し進み始める。

救助する側、される側の心が一つになったと感じられた。

空へと続くハシゴ。これを上りきれば脱出できる。妊婦さんには自力で登ってもらい大輔は男性を背負ってハシゴを上っていく。これで助かるか皆が思った瞬間、また爆発が起こり船は沈没してしまう。

もう~どうしてこうなるの?!と思いつつ・・・

でもここからが海猿の本領発揮。帰還と報告を命じられた元大輔の上司の下川(だったと思う)は『救助』と本部長に言う。それと同時に大輔たち海猿の仲間達から救助のための潜水許可願いが次々と・・・

命を共にする仲間の強さとそれを信じて疑わない大輔。

仲間が到着した時には感動と同時にホッとしました。でも大輔はここでは終わらない!体力の限界にもかかわらずバディである吉岡の救助を自ら願い出る。吉岡の姿を見つけたときは表情のない吉岡の顔に不安を感じたが目を開けたときには、あ~よかったと思いました。

4人が無事、海面に浮かび上がることができた。助かった。これほどまでに救助に命をかけ、命の大切さを思い知らされた気がします。

この物語はこれだけじゃあない!

無線が繋がらなくなった後で携帯を見つけたとき、救助対策本部に電話するも繋がらず、環菜の携帯に電話する。無事を確認し安堵する大輔。そして対策本部と連絡が取れる。この時大輔は自分の不安だった事を環菜に伝えた上で改めてプロポーズする。この内容がすべて無線の時と同じように全ての関係者に筒抜けになっているところが味噌ですね。

そしてタンカーで救急車に運ばれる途中の大輔とそこにやってきた環菜。「お帰り」「ただいま」に隠された二人の思い。なんともいえないラストシーンです。しばらくは余韻に浸って・・・・

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